本日は外傷性の椎間板ヘルニアについてお話します。

交通事故後の患者様が問診の際にお話しされる内容として、「MRIを事故後に撮ったら、椎間板が狭くなり、ヘルニアを起こしていると整形外科さんに言われた。保険会社に言ったらヘルニアは元々の可能性があるから治療は長くは診れないですよと言われた。」

少ないようで、度々この話題が問診中に出てきます。

交通事故の影響で起こる「外傷性ヘルニア」とは以下のような条件を含みます。

1、椎間板が脱出するほどの強い衝撃を受けた場合

2、MRI所見上、ヘルニアが1か所又は2か所であること

3、その患部以外に椎間板の変性、膨隆、突出が認められないこと

4、交通事故後、比較的早期にヘルニアの部位に合致した神経学的な症状を呈していること

上記のような内容で起こったヘルニアを「外傷性ヘルニア」と呼びます。

簡潔に話せば「車が壊れる程の強い衝撃が無ければ、外傷性のヘルニアにはなりません。」

という事になります。

確かに加齢と共に椎間板は小さくなり、軽度のヘルニアを知らず知らずに実は持っている方は非常に沢山いらっしゃいます。

しかし、そのヘルニアが事故後から出た物なのか、元々知らない間にできていた物かは判断するのは難しいのが現状です。

軽度のヘルニアはほぼ無症状の事が多くありますが、交通事故後から痛みが出ているのであれば、その周囲の筋、靭帯部は炎症を起こし、損傷起こしていることは間違いありませんん。

保険会社さんによっては「元々ヘルニアがある場合は、因果関係が不明瞭だから治療できません。」と言われた方もいらっしゃいましたが、まず患部をしっかりと治療し神経症状を出さないように治療するべきだと考えます。

保険会社さんとの話し合いが上手くいかずに、治療したい場所がなかなか治療出来ないという方は是非一度交通事故サポートセンターにご相談ください。

患者様の不利益に働かぬように誠心誠意サポートさせていただきます